アーユルヴェーダ的・お酒との上手な付き合い方
アーユルヴェーダでは、お酒(マドヤ)は基本的に「ラジャス(刺激)」や「タマス(鈍重)」を増やす性質があり、過剰な摂取は心身のバランスを乱すとされています。しかし、薬用酒のように適切に使えば消化を助け、血流を促す効果もあります。
【ドーシャ別・お酒との付き合い方】
ヴァータ(風)体質の人は、乾燥しやすく神経が繊細。刺激に弱いためアルコールは少量に。飲むなら温かい赤ワインなど、体を温めるものがおすすめ。
ピッタ(火)体質は、もともと熱が強く、アルコールで怒りっぽくなることも。冷たいビールや甘いカクテルは避け、控えめに。
カパ(水)体質の人は、重くなりがちな体質。適量のアルコールは代謝を促すこともあるので、スパイス入りのホットワインなどが◎。
【アーユルヴェーダ的・二日酔い対策】
- ターメリックウォーター:肝臓の働きをサポート
- ジンジャーティー:消化力アップ
- トリカトゥ(ショウガ、黒胡椒、長胡椒):消化と代謝を助ける万能スパイス
【お酒を楽しむためのポイント】
- 空腹では飲まない(アグニ=消化の火を守る)
- 温かいスープやスパイスと一緒に
- 遅い時間の飲酒は避け、夕方〜夜の早めの時間帯に
お酒も楽しみ方次第。自分の体質を知って、バランスよく付き合うのがアーユルヴェーダ的ライフスタイルです。