春の訪れとともにやってくる花粉症。私も例外ではなく、くしゃみや鼻のムズムズに悩まされてきました。でも、アーユルヴェーダの知恵を取り入れることで、年々その症状が軽くなっているのを実感しています。今回は、私自身が実践している習慣とともに、花粉症対策として効果的なアーユルヴェーダの方法を紹介します。
花粉症の原因は“体内の未消化物”だった!?
アーユルヴェーダでは、花粉症の原因を「アーマ(未消化物)=毒素」と捉えます。消化不良や毒素の蓄積が免疫システムを乱し、本来無害な花粉に対して過剰反応を起こしてしまうのです。特に、カパ(水・地)のエネルギーが増えやすい春は、粘液の分泌が活発になり、鼻詰まりやくしゃみが悪化しやすい時期。だからこそ、アーマ(毒素)を減らし、カパを整えること が花粉症対策のカギとなるんです。
私が実践しているアーユルヴェーダ的花粉症対策
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毎朝の舌磨き&オイルうがいでスッキリデトックス
アーユルヴェーダを学んで以来、私は 毎朝「タングスクレーパー」で舌を磨き、オイルうがいをするのが習慣 になっています。舌磨きは寝ている間に溜まった毒素(アーマ)を取り除き、オイルうがいは口腔内のバリアを強化。これを続けることで、朝の口のネバつきが減り、花粉症の症状も以前より軽くなったと感じています。 -
ジャラネティ(鼻うがい)で花粉をブロック
鼻のムズムズ対策として、私は 毎朝ぬるま湯と塩で「ジャラネティ(鼻うがい)」を行っています。 怖くてなかなか始められなかったんですが、花粉の時期を少しでも快適に過ごせたらと思い、意を決して??試したところ、思いのほかスッキリで、今ではクセになるほど。花粉が鼻に入り込むのを防ぎ、日中の鼻詰まりもかなり軽減されてきたように思います。 -
ギーをひとさじ、鼻の粘膜を守る
そして最近、新たに取り入れたのが 「ギーを鼻に塗る」習慣。ギーには保湿作用があり、鼻の粘膜を潤して炎症を防ぎます。私は朝の鼻うがいの後に、指先に少量のギーをとって鼻の内側に塗るようにしています。これを始めてから、鼻の乾燥やかゆみが和らぎ、花粉が直接粘膜に付着するのを防げている感覚があります。 -
スパイスを味方につけて消化力アップ
食事にも気を配り、ターメリック・ジンジャー・ブラックペッパー などのスパイスを積極的に取り入れるようになりました。特に、ターメリックラテ(ゴールデンミルク)は、鼻の炎症が和らぐみたいなので、これから夜のリラックスタイムに取り入れてみようと思っているところです。
アーユルヴェーダで春を快適に迎えよう!
花粉症は「毎年の恒例行事」ではなく、体のバランスを整えるチャンス かもしれません。私自身、アーユルヴェーダの習慣を続けることで年々症状が軽くなり、「今年は例年より楽かも!」と実感しています。
もしあなたも花粉症に悩んでいるなら、まずは 「明日の朝から舌磨きを始める」 ことからトライしてみませんか? 小さな習慣が、快適な春への第一歩になることを願っています!